とある寒い日の休み時間。

『みて、幸村。』
『(なに?)』
『なんとファンタが登場したよ。』
『ほんとだ。こないだまでなかったのに。』
『激戦区をよく勝ちぬいてくれたなあ・・俺のために・・・』
『でも何が無くなったんだろう。』
『わかんない。』
『そういや見て。俺様の定番も、勝ち組入り』
『ほんとだ。おしるこ。』
『いやっほう。』

『誰が飲むんだ、こんなもん。』


『君の目の前のスウィートエンジェルだよ。』



『・・・でも俺最近あれなんだ。』
『月に一度のあれ。』
『下ネタ反対。』
『すみません』
『話し戻すけど。』
『はいはい。』
『ちゃ(茶)〜に、はまりつつあって。』
『お茶?』
『ネクストブレイクの予感が。』
『茶所静岡としては、当然の流れだね。』
『だから、茶とファンタとマミーで、俺の心は揺れ動いてるわけ。』

『茶と炭酸と乳酸の戦いか』



『選べないわけよー。そこらへんを。』
『三つとも個性がまるで違いますが。』
『各界代表だからね。』
『あはは。』
『ボタン一気押しで決めようと思ったんだけど・・。』
『三つともボタン離れてっから、同時3押しは無理だね』
『じゃあ、初心にかえってマミーとファンタの方向で。』
『うん。やりたまえ。』
『でもマミーになっちゃったらどうしよう。』

『結局最初からファンタ一択じゃん』



男子の会話。