Date 2006 ・ 10 ・ 01
マイハニーが風邪でダウン

大変だあっ!!!



比呂がっ!!!風邪をひいちゃったんだよ!!!
おかしいな・・なんとかは風邪をひかないんじゃ・・


とにかくそんな感じで、比呂が風邪ひいたんで、見舞いに行こうと思ったら
電話での声が本気でがらがらで、つらそうだったから、
寝る前にメールでもと思って、一言メールを送る。

<あったかくして寝てね。>

そしたら返事がすぐに来た。

<暑い。>

暑いってなんだ?俺は比呂に急いで返事を送る。

<暑いって何?熱?何度?>
<さっき40度いった>
<うそ!!大丈夫かよ!病院は?!>
<行った。点滴うった>
<そんなにひどかったの?>
<うーん。だるい・・って感じ?>
<えー・・。それって風邪なの?変な病気じゃない?>
<そんな・・>
<うそうそ!!ごめんごめん。でも、はやくよくなってよ。>
<うん。わかった。>
<・・ねえ・・。>
<・・・なに?>
<・・・ちょっとでいいから、電話してもいい?>

・・声聞きたくてたまらない。まだ声ガラガラなのかなあ。

<いいよべつに。でも、あんま喋れないけど。>

そのレスが届いて、すぐに比呂から電話がかかってきた。

『もしもし・・比呂?』
『うん。』

かすれてる。

『大丈夫かよ、お前。』
『大丈夫、まかせろ。』

まかせろって・・なんだよ。

『明日学校これる?』
『うん。』
『・・ほんとにこれるの?』
『いけるよ、絶対行く。大丈夫だから。』

・・・そういった比呂は、ゴホゴホと咳き込んだ。無理させてる自覚はすごいある。
だけど・・・まだ声を聞いていたいよ。

『咳、ひどいね。』
『ごめん。うるさいよね。』
『なんだよ、平気だよ。』
『なんかさ、・・のどの風邪みたいでさ・・。ゲホっ・・。
でも大丈夫・・。薬が強いみたいで、全然おさまってるし。』
『・・・そうなの・・・。』
『・・・うん。』
『早く治るといいね。』
『うん。』

息遣いが、ちょっぴりあらい。あんま喋ると苦しいのかな。

もう電話きんないと駄目だ・・・。

『ごめんな?心配で、声聞きたくなって。ほんとごめんね。』
『いいよ、なにいってんの?』
『本当はお見舞い行きたかったんだけど。』

俺は携帯もったまま黙る。本当なんだ。
本当は、ちゃんと顔を見て、看病でも何でもしてあげたかったんだ。
本当なんだよ・・・。

比呂はちょっとだけ黙った後、『ありがとー。幸村、優しいね。』といって笑った。

『やさしかねえよ!』
『怒るなよ』
『怒ってないよ。』
『そんならいいけどー・・。げほっ』

風邪っぴきで、声のかすれた紺野は、少し熱にヤられてるのか
話し方が甘えた感じで、すげえどきどきとした。

『じゃあ、きるね。』
『うん。』
『あんま無理しないでね。』
『うん。ありがとー。』
『それじゃまた。おやすみ。』
『じゃあまた明日、学校で。おやすみ。』


ブツリ。


はあ〜・・・・。風邪か・・。比呂って何気に、よく風邪ひくよな・・・。
でも今回は、おじちゃんらが家にいるみたいだし、その点ではかなり安心だ。


40度か・・・。それじゃつらいだろうに。電話なんかかけて、悪かったな・・・。
反省してる・・・それは本当に。だけどやっぱ、比呂と話が出来て嬉しい・・・

比呂の風邪をうつしてもらって
お揃いの病気で、熱でも出したい気分だ。

Post at 23:29
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