2007/3/20 (Tue.) 17:26:21

『あれー?紺野ちゃん・・と、潤也氏じゃん。』
『むかえにきたよ。』
『一緒に行こうよ。』
『・・・わざわざきてくれたの。』
『うん。下見てみて?』


学校いこうと思って、玄関で靴を履いていたら玄関をノックする音。
ドアを開けたら紺野ちゃんと小沢ちんが、笑顔で肩組んで立っていた。

迎えに来てくれたんだって。光が丘工業で俺がすごす最後の日。
下を見ろと紺野ちゃんが言うので、外の手すりに乗り出して
見下ろしたら、緑やピンクや天パーや七三、その他10人以上が俺に手を振ってくれた。

・・・俺と一緒に学校行くために来てくれたわけ?この子達・・
・・・・・何度も転校したけど、こんなの初めてだ。

紺野ちゃんと小沢氏に手を引かれて、下におりていったら、みんないっせいに俺に向かって
『浅井ちゃ〜ん。おはよう〜』といった。『おはよ〜』って返事しつつ、みんなの顔見て思わず照れる。

俺は紺野ちゃんのちゃりのケツにのせてもらって、学校まで行くことになった。
ピンクちゃんと目が合ったから、『いいの?おれ、乗せてもらっちゃうけど。』といってみた。
そしたらピンクちゃんは笑う。『浅井だったらいいよ。乗って乗って。』

チャリはグングンと進む。すると、途中の信号でクラスの奴3人がチャリで待っていた。
『お〜す。』『おはよ〜。』そういうと、俺らの列に合流した。

更に少し進んだとこの本屋の前で、小島と時田と夏川が合流。
郵便局のとこで、一気に5人ぐらい合流した時には、俺はもう、
紺野ちゃんの背中に顔押し付けて、涙が死ぬほど止まらなかったよ。
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