こないだ初めていったラブホにプラネタリウムの機械があって
ためしにつけたら想像以上に、星がすっげえ綺麗だった。

比呂が天井に映し出される星達の映像に見とれてる時
俺は目の前の比呂の喉元に、見とれて目が離せなくなっちゃった。

心の中に浮かんだ気持ちが、ここをとおって、声として俺に届く。
『綺麗だなー・・。』ってつぶやくたびに、のどぼとけが動いて
それにドキっとする俺。

ありがとう。神様。
比呂が男の子で本当によかった。

大好きな比呂の少しかすれた声を聞きながら俺は
彼の首筋に飽きるまでキスをしたくて、
そう思っちゃったら、気持ちに余裕なんかなくなっちゃって
星を見るどころじゃあなかったんだ。