2006/8/7 (Mon.) 08:31:35

静岡県、今日は快晴!俺ら学校は今日から二泊三日で、林間学校。

あさ、るんたったと自転車こいで学校に行くと、紺野がダンボールに座って
『はいはい、2組さんはこっちだよー。』と、やる気なさそうに大声出してた。

『おはよー、ひろ。』『おはよー、ユッキー。席は好きなもん順だよ。』
比呂はそう言うと、出席表に丸をつけてくれた。
『先生に頼まれたの?』とわらっていうと、
『悪いけど俺のリュックだけバスの中に持ってってくれない?』といわれた。

『帽子はどうする?救急箱も。』
『帽子は全部先生らのだから。あと、救急箱は保健委員の・・ってお前か!じゃあ、お前これもってて。』
『はいよ。』
俺は比呂のリュックと救急箱をもってバスに乗り込む。

そしたら後ろの席で坂口が『それ紺野のにもつー?こっちこっち!』と手招きをした。
『おはよ。』『おはよ、ピンク。今日俺比呂と一緒に座るから荷物預かるよ。』
俺はリュックを坂口に預ける。
一番後ろは6人がけで、『よかったらユッキーも一緒に座る?』って誘ってもらえた。

俺は一瞬迷う。小沢とも一緒に座りたいな。
そしたら『おはよー。』と、小沢が来て、『何?席後ろ?いいよ。俺もそこに座る。』って、
笑顔で承諾してもらえた。やった!

6人がけの席には、比呂が座っていたダンボールと、俺と小沢と坂口と比呂で座ることになった。
俺らの前が斉藤らで、なんかすっげえ盛り上がりそう。

ニヤニヤしてたら窓がこつんこつん音をたてて、
坂口が窓を開けたら誰かの手とプリントが見えた。赤いリストバンド・・・・、比呂だ。
坂口が窓の外の比呂となにやら話をしていて、その後、げらげらと笑うと、窓をしめてプリントをわけはじめた。

『紺野のとなりじゃなくてもいい?』坂口が席立ったスキに小沢が俺に言う。
『うん。これくらい離れてたほうが、話とか聞けそうだし。』
『そうだね。坂口と比呂の話、おもしろいもんね。』
『うん。』

そんなことを言っていたら、比呂がバスに乗り込んできた。
『先生が、酔いやすい子は席を工夫して座れってー。』
といいながら、後ろまで来ると、俺の頭を指でつつく。
どきっ!!!

『幸村って、車大丈夫?』
『うん・・大丈夫。』
『ほんと?じゃ、小沢は?』
『大丈夫だよ。』
『そうか。じゃ、いいね。』

『おいおい!俺は?』
『繊細じゃない人は酔わないよ。(棒読み)』


『なんだとっ!』



けらけら笑いながら坂口と比呂が、口げんかしてる。


出発8時45分。
あーなんかすげえ、どきどきするー!!