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2007/6/27 (Wed.) 15:47:13 『比呂っ。』 『おおっ?!!』 『頼む!一生の御願い!』 『なにっ?!』 『ゴム買いに行くのついてって。』 『ごっ・・・・』『今夜彼女の部屋に行くんだ。向こうの家族いないからって。』 『えええええええええええええええええ・・・』 『どこで買えばいいんだ?!お前どこで買ってる?!』 『え?!俺?!・・俺は別に色々。』 『色々どこっ?!』 『最近は・・コンビニ・・。』 『そんなコンビニなんかで買えるかよ!!』 『ちょっと落ち着けよ潤也!!』 朝。先生にペンキ塗り頼まれて、実習室の前でグダグダしてたら ちびっこりが猛突進してきて、俺にタックルを決めてきた。 そんでいきなりわめきだすから、何事かと思ったんだけど どうやら今夜、最愛の彼女と、一線を越えることになったらしい。 『今夜ヤるって・・じゃあ、いつ買いに行くの?』 『帰り。』 『でも俺らお互い部活じゃねえの?』 『そうなんだけどっ・・でも、いきなり彼女んちいくの決まったから』 『今買ってくりゃいいじゃん。』 『無理だよだって・・そんな・・だって・・。』 俺の腹に抱きついて、柴犬みたいに目を潤ませて 本気で困ってる潤也見てたらなーんかほっとけなくってさー。 『2個で足りる?』 『え?』 『2個ならある。』 『・・・・ほんと?!・・でも・・。』 『や・・別にいいんだよ。今日は別にそういう予定もないし。』 ・・・・何いってんだ俺・・・・。 『だけどさ・・・。』 『だからほら・・2個で済む?足りないようなら買いたしていきなよ。』 『えっ?そんないきなり何度もやっちゃっていいわけ?』 『わかんね。』 俺は潤也に俺が過去に出会った明るい家族の何とか計画のなかで、 史上最高に気に入っていたきりん柄のそれを渡した。 潤也はそれを大事そうに受け取ると『恩に着る。ほんとありがとう。』ってわらった。 にしても。 二つで足りるのかなー。潤也。ってうか、二発ですむのか?大丈夫なのか?!! その後、俺と小沢は『保健体育・実践編』みたいな話題で盛り上がって2人でペンキを塗った。 そしたら、那央がやってきて、いきなり俺の腕を引っ張って旋盤機械の陰につれこまれる。 みんなちょっと、俺をなんだとおもってんのーっ?!!! 『なに?』 『比呂・・もうだめ。』 『なにが?』 『昼休みまでガマンする。やりたい。』 『なっ!!!!!』何なの今日。全国的に発情警報? そういやさっき潤也にアレの残り全部あげちゃったんだった。 俺は男相手だとしても、とりあえず生じゃあヤらない主義。 しょーがねえ、休み時間にダッシュでコンビニへ買いにいくとするか。 いいや、ついでに潤也へのお祝いに、一箱余分にかってこよーっと。 ノシとかつけてくれるかな・・・サニマのおにーさん・・ |
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