2007/5/25 (Fri.) 22:40:45

今日掃除の時に、坂口と雨の中で素振りやって遊んでたら那央におこられたー・・。どっへー。

雨に濡れたくらいで怒られるなんて思ってなかったし、超楽しくてそれどころじゃなかったから
俺、どうしていいのかわかんなくて、とりあえずそのまま教室に入った。

こないだ新しく注文した部活ジャージがきてたんで、それに着替えたら
那央は納得して『もう17歳なんだからね!あほ!』といって、そのままどこかにいこうとする。

『どこいくのー?』ってきいたら『あたたかいもん買ってくる。』だって。
『なんか飲みたいの?俺買ってくるよ。』っていったら
『ばか!冷えたお前をあたためたいの!』だって・・・・。

俺、みんな帰った教室で、一人でぽつーんと、那央を待った。

なーんかやけに静かでさ・・さっきまで那央がやかましかった分よけい静かでさみしくてさ・・・
そう・・。だめなの。俺、雨の日とか苦手なのね。携帯出して、那央に電話した。

なのにさー・・『もーー!!なんなの!!!!』って、ピンクにいきなり怒鳴られて、マジへこむ。
なんか、なんもいえなくなっちゃって、黙ってたらさ・・やっとピンクちゃんが空気読んでくれたらしく
『どうしたの?頭いたい?』って、今度は優しく話しかけてくれた。

そんだけで俺、復活できんの。簡単だよな。九九の一の段並だ。

『痛くない。ただ、つまんなくて。』
『あほー。ちょっとジュース買うだけだろ?』
『ジュースなんていいよ。早く来いよ。』
『たまにはつくしてあげたいの!いつもしてもらってばっかだから!』
『・・・・・。』
『じゃあね。すぐいくから。ちゃんと待っててね。』

電話切られて、また静かな教室。

しょうがないから、俺は想像する。

慌てて廊下を走る那央の姿。
俺に会うために走ってくる姿。


なんだかジーンときてしまった。

あーもう・・那央を連れ去りたい・・・・。
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