2008/8/21 (Thurs.) 23:26:39

比呂に交換日記渡すの忘れてて、届けにいこうと思ったんだけど
おじちゃんちが帰ってきてるとか言うから、なんか家に行きづらいなっておもって
携帯片手にもじもじしてたら、『いまどこ?行くよ。』って比呂がいうから
『すぐ近くまで来てるんだけど・・・。』て言って、だまってたら、『今行くからまってて。』だって。

比呂んち近くの電柱にかくれてたら比呂が走ってきて
『なーおっ』って顔を覗き込んできてくれた。

・・・・抱きつきたくなっちゃうよ。

『ごめんね、俺、日記。』
『ああ・・。うん。ありがとう。ねえ、あがってけば?』
『ううん。おじちゃんち帰ってきたばっかでしょ?』
『・・・。』
『疲れてるだろうからさ・・、またにするよ。』
『・・・・わかった。ちょっと待ってて?』

そういうと比呂は家の方に走っていってさ。

玄関あけて、家の中はいって、ちょっとしてすぐに出てきて
自転車にのって俺のとこにきてさ
『送るよ。のりな。』って、言ってくれたんだ。

比呂の自転車のケツにのって、彼の背中にぎゅーっとしがみつく。
そしたら比呂の携帯が鳴るんだ。
『誰かな・・見て?』って言われたからみてみたら西やんからだった。

『西やんだよ。』『うそ。なんだろ。出て?』
『いいの?』『いいよ。あいつ出るまで切らないから。』

そういうから俺が電話に出ると、西やんはビックリして
『あれ?わりい。紺野にかけたんだけど。』っていう。ははは。

『今、一緒にいるんだ。比呂が手を離せなくてさ。なに?』
俺は比呂の背中にぎゅーっと頬をあてて、西やんに聞く。
西やんの用件はマンガの続き貸してーとか、そんな程度の話だった。

電話切ったあと、比呂が『あ。』っていうから
なにかとおもったらアイスの屋台が出てて
『めずらしー。ねえ。食ってこうよ。』って
俺にスペシャル美味しいアイスをかってくれた。

比呂は小さいカップで、俺は大盛りカップ。
おいしくって、ほっぺがおちそうになって
ニヤニヤしてたら、比呂がヘラヘラと笑う。

屋台のそばのガードレールに座って、夜空を見ながらのバニラ味。サイコーだったよ。
だって比呂が、そばでずっと話をしてくれてたから。

全然違う大きさのアイスだったのに、何故か一緒に食い終わって、
屋台のお姉ちゃんにカップ渡して、そんでまた自転車にのって
比呂はすっごい遠回りコースの海沿いの道を走ってくれて
海に向かって『浅井〜!!』とか叫んだら、砂浜にいた大学生くらいの集団のほうから
『なんだ〜!!!』と返事が来て爆笑した。

『逃げろー!!!』っていって、立ちこぎする比呂。
すっごいなんか楽しくって、

あー。やっと帰ってきた!比呂のとこに!って
心の底から思ったんだよ☆
BACK