2008/10/1 (Wed.) 23:16:04

比呂が学校に来た☆

朝、雨に降られてカッパ着てチャリこいでたんだけど
風もあったからフードが役立たずで
髪の毛びっしょーってなって下駄箱いったら
比呂がもうきてて、俺、急いで階段駆け上がった。

で、比呂んちクラスに直行。

ガラッとドア開けたら比呂と目があった。

『おっま・・・どーしたその頭!!!』
俺はソッコーで比呂に駆け寄る。

『もう大丈夫?!』
『大丈夫じゃねえだろっ。なにやってんだよ。』
『俺じゃなくってお前だよ!』
『っていうかお前の方が大惨事だろ。』

もうっ!!!

俺は観念して、比呂に頭を差し出す。
そしたら比呂が俺の頭にタオルをばふっとかけてきた。
『ここは学校。自分でふきな。』

・・ちぇーっ。いつもは比呂が俺の頭拭いてくれるのにー。

比呂はプリントに目を通していた。だから、時間をかけてゆっくりと頭を拭く。
時々余所見をしてにやけてると、比呂が足をバコっとけとばして
『那央。ちゃんと拭けよ。』って叱んの。


俺、ときめき全開な声でね
『うんっ☆』て返事をしたんだよ。
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