2009/2/15 (Sun.) 22:41:44

今日は比呂はバイトで、俺は加瀬と昼飯だけ一緒に食いにいって
一人で図書館いって勉強して家で夕飯食って、転寝をして

そしたら比呂の夢を見て・・会いたくてたまらなくなったから
合格の報告、ハルカさんとかにしてなかったし
8時ごろ家を出た。途中のコンビニで差し入れ買って。

明日から自宅学習で、卒業式の予行練習まで学校はない。
俺は卒業式の打ち合わせとかで決まった日は、絶対行かないといけないんだけど
他のやつは基本、ずっと休み。でもいきたいやつは行きたい日に自由にいってもいいんだ。
モチロン学校だから制服着てさ、勉強道具もってくんだけど・・

加瀬にきいたら、家にいてもヒマだから、毎日学校行くつもりなんだって。
麦も坂口もいくみたいだから、俺も行こうかなって思ってる。
比呂は毎日はいかないんだって。バイトあるし・・横浜にいくまで
さやくんとかといっぱい遊びたいみたいでさ・・でもね、週に何日かは行くっていってた。

卒業ムードが一気に押し寄せて、なんか淋しいけど、
でも俺たちは友情でしっかりつながってるからね。ずっと一緒なのには変わらないもんね。

店の近くまでいくと、見慣れたバンが通り過ぎて
わあっておもってはしっていったら、比呂が駐車場に車庫いれしてた。
『あー・・。やっぱ那央だったんだー。』
ニコニコしながらメガネを外して、車降りてきて頭撫でてくれた。

『配達?』
『うん。なに?店に?』
『うん。』

さもない会話のあと、2人で店に入る。

店に入ったら秋山さんが『ゆーきーむーらー!おま、合格よかったなー!』って出迎えてくれた。
その声聞いてハルカさんが奥からでてきて『よかったわね!あんた!』っていう。

知らない顔の男の子がいて、新しいバイトの人みたいなんだけど
『こんばんわー・・。』って挨拶してくれたから
『こんばんわ。』って俺も挨拶した。

比呂がそんな俺たちをみて、微笑みながら奥のほうに入って
伝票もって出てくると、なんかかいて店の判子を押す。
そんでなんかの地図を口にくわえて、大きな荷物をもつと
外に行くのね。だから俺もついていったら、まだ配達が残ってるとかいう。

『那央、ゆっくりしてくの?』
『どうしよう・・・。比呂、いっちゃうんだよね。』
『お前、歩いてきたの?』
『うん。』
『じゃあ、送ろうか。』
『いいの?』
『いいよ。』

比呂が運転席に乗ってエンジンかけたから
俺は急いで店に顔出して『またきます!』って挨拶して、急いで車に乗った。

『いくよー・・。』っていって、ゆっくりハンドルきる比呂。助手席。なんか照れる。
俺んちがずっと遠くにあったらよかったのにってちょっと思った。

『・・・明日学校いくの?』比呂がバックミラーでまわり確認して右折しながら俺に聞く。
『うん。いく。加瀬と約束したから。』そうこたえると、
『そうかー・・俺もいこうかなー・・・。』っていいながらウィンカーをだす。

あれ・曲がるとこじゃないのになっておもったら
比呂は車を道はしに寄せて、ハザード出して車をとめる。
カーステのボリューム下げたら、比呂の携帯のバイブの音がした。

『ちょいまって。』
『うん。』

ちゃんと俺に断ってから電話にでる比呂。相手は仕事の相手みたい。敬語だ。めがね紺野。

『・・ごめん、走るよ。』『うん。』
そういって、ゆっくり車を走らせる比呂。

カーステではスーパーカーの『PLANET』が流れてる。

休み中に俺も免許とろうかなー・・。
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