ありがとう 比呂が・・弁当つくってくれた。 もー・・駄目だぁ・・・。まだ涙でる。 俺・・ずっと言えなくてさ・・20日に向こうに行くって事・・ いえなくってさ・・どうしようもなくてさ・・ 昨日一晩寝ないで考えて・・今朝・・比呂に打ち明けたんだ。 怒られると思って・・責められると思って・・ 待ち合わせ場所にいったら・・弁当つくってくれてんじゃん・・。 俺がじゃなくて・・比呂がだよ・・・。大好きな人がさ・・俺のためにさ・・。 泣けちゃって・・なんか・・・全然喋れなかった。 弁当食うの、すげえもったいなくてさ・・持ち帰って永久保存したかった。 だって・・比呂が作ってくれた弁当だもん・・ そういう風に泣きながらほざいてたら 『この程度で満足すんなよ。次はもっとすげえの作るつもりだから。』 って比呂が言うの・・・。 俺らにはいつでも『次』があんだなー・・・・。幸せすぎじゃん・・俺・・・。 比呂に『交換日記、二冊とも俺がもらっていい?』ってきいたら 『いいよ。その代わり、お前の写真くれよ。』って言われて 写真を何枚か渡すことになった。笑ってる顔がいいって言われた。 俺の写真なんか・・持っててもしょうがねえじゃんっていったら 『俺にはしょうがあるものなの。』って怒られた。 そういう俺の引越し荷物の中には・・小沢の三年間の ストーキングの成果が宝物のようにしまわれている。 交換日記の最後のページ。なんかここんとこ一日何回もやりとりしたりして、 最後の日記は夕べ比呂が書いた日記。 読んでたら涙がこぼれた。たいした話はかいてねえのにね。 読んだ後、一度ダンボールにしまった。でもすぐに取り出して、俺は読み返す。 そんでシャーペンを取り出して、俺の日記でしめくくることにした。 いつか、一緒に読み返したら、照れてどうしようもなくなるくらい たくさんの愛をちりばめた。比呂はずっと俺の憧れの人だもん。 俺を恋人にしてくれてありがとう。 2009/03/18(水) 23:19:50 |
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