![]() |
||||
2009/3/30 (Mon.) 23:26:20 『ねー、さやが俺の名前いえるようになってんだけどー。』 『ひ・・が言いにくいみたいなのよねー。"いろ"になっちゃってるでしょー。』 『お前えらいなあ〜・・。兄ちゃんと一緒に横浜いくかー?』 『比呂っ、ごはん食べてないでしょ。から揚げあげたから。』 『うそっ!!やったー。腹減りまくってたんだ〜。』 『ほら、手洗いうがい。』 『はーい・・あ。』 『・・?』 『みやげ。ケーキと山菜』 『えー?どうしたの?』 『ケーキは途中で、山菜は自治会長さんがくれた。』 『やだすごいーー!お礼言った?ちゃんと。』 『言ったー。』 『・・・ねえ比呂ー。』 『えー?』 『あんたちゃんとご飯たべてんの?』 『えー?食ってるよー。』 『自炊してる?』 『してるよー。ほぼ毎日カレーだけど。』 『えーー!!』 『だって男二人だから量くえればいいしー・・だけど野菜はちゃんと入れてるよ。』 『にんじんは?!にんじんいれてんの?!』 『なんでピンポイントなわけ?どんだけ疑ってるんだよ、俺のことを。』 『あんただから心配してるんでしょ!にんじんだって大事な栄養素なのよ!』 『でも食わなくたって、こんなに大きく育ったじゃん。』 『そんなことだからサヤに負けるのよ。』 『・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっとは食ってるよ・・。』 『まったく、いつまでたっても子供で困るわね〜。』 『もういいじゃん。俺、腹へりすぎてゲロはきそう。ねえ、から揚げくっていい?』 『わかったわかった。いいわよ。好きなだけ食べて。』 『やったー!いただきまーすっ。』 『比呂。ごはんは?』 『食う。』 『味噌汁飲む?』 『具・・なに?』 『わかめと卵とじゃがいも。』 『本気で?!絶対くう、それ!』 親子の会話。 |
||||
NEXT |