(・ヘ・、)

ただいま・・・。

今日は比呂の家に泊まれない。ちょっと意地張っちゃって・・帰ってきちゃった・・・。

朝起きてもいちゃいちゃできて、エッチはしなかったけど、比呂はすごく優しくてー・・・・。
午後から比呂はバイトで、俺は塾が特別に三時からあって・・
だから、塾が終わったら、また比呂の家に行って、夕飯準備でもしようかな〜って思ったんだけど・・・

外で昼飯食ってるときに、母親から電話あってさ。
帰ってこいとか言うの。親戚のおじちゃんが遊びに来てるからって。
そのとき1時半頃でさ、おじちゃんには会いたいけども・・
でも、しょっちゅうその人、うちに来てるし、別にいいかなー今日はとおもって
でも・・でも・・・一応比呂にいってみたの。引き止めてくれるかなって思って。
そしたら、普通に比呂はさあ・・・
『あ、ほんと。じゃ、急いで出るか。』って・・・・。

なんかそれが悲しかったんだ。
なんかね・・・、引き止めてくれないんだーって・・・。
俺、なんか・・そんなになったから
『今日は、帰るよ。荷物取りに帰っていい?』
って、勢いで言っちゃったの。
そしたら比呂さ・・一瞬黙った後、
『ああ・・。そうだよな。わかった。帰ろう。 』
っていって、俺をケツに乗っけてチャリ飛ばしてくれたんだ。

俺が帰るっていったとき・・・一瞬戸惑った比呂の顔。
もしかして今夜も俺が泊まるって・・期待してくれてたのかなーって思ったら
だから、とりあえず塾までのあいだ、おじちゃんに会ってこいよって
そういう意味で、あっさりと、引きとめもせずに店を出ようっていったのかなって・・・

すげえ後悔した。帰るなんていわなきゃよかった。
比呂の家に着いて、荷物まとめて、玄関まで比呂が荷物持ってくれて
『今夜食おうと思って買っておいたんだけど』って、菓子とか出してくれて
『家でくいなよ。』って渡してくれたんだ。どっかのケーキ屋のおしゃれなクッキー・・・。

比呂はバイト10時までで・・・終わったら真っ暗な家に帰るのかな・・・。
俺、比呂と一緒にまた眠りたいよ。家族も大事だけど、今は比呂が一番だよ。

夕飯食いながらかあちゃんが、のんきな顔で
『今夜も紺野君ちに泊まると思ってたわよ〜』
なんていう。
ちっきしょー。くっそばばあ。テメエが電話なんかしてきたから
こんなことになったんじゃねえか・・・。

泊まりたいよ。泊まりたい。つかいっそ同棲したいよ。
ふざけんなよ。

今日は姉ちゃんが、子供連れて帰ってきてるし、俺がいなくたって賑やかだろー・・・。
比呂の家は、比呂以外誰もいないんだよ。それがものすげえ寂しいんだよ。
比呂にあいたいよ。ふざけんなよ。

2007/12/15(土) 20:11:42
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