思ったこと December 23 [Sun], 2007, 21:40 今朝、那央が泣いた。クリスマス、遊ぼうって誘ったら、泣いちゃったんだ。 俺、びっくりしてさー・・、そんなんで泣くとはおもわねえじゃん。普通。 顔じゃ平気そうにしてたけど、内心すっげーうろたえたのね。 ほんと、俺まで泣きたくなったし・・、つか今思い出すだけでやっばい・・・。 もー・・・・。 『ほんとに?』って、何回言われた?今日・・・。 『俺でいいの?』とかさー・・何言ってんだよあいつー・・・。 お前だから誘ってるんだよって、言っても全然泣き止まないし・・ 抱っこしても、全然駄目でさ・・菓子をやっても食いながら泣いてるし。 那央はさー・・・すっごい先回りして、ものを考える子じゃん。 色々なことに敏感でさ・・でもそういう自分を必死に隠して、 一人で不安になっちゃってんの。 毎日色々なことがあるわけじゃん。あいつは塾もあるしバイトもやってるし。 なのに、すっげー考えてるのね。俺とのこと。 そんで、想像上の俺にふられていつも泣いてる。 誘うに決まってるってのー。クリスマスだぜ?そういう日じゃん。 大事な人がいれば一緒にいたいと思うよ、誰だって。そうじゃねえの? ・・っていうか、そういう俺が間違ってたんだろうな・・・。 那央、いつからクリスマスの事で、不安になってたのかなあ・・・。 まだ俺らって、一巡目じゃん。年越してやっと1年じゃんね。 わかってないことのほうが多いんだろうな、俺。 一人の時間が多いんだから、もっと考えてやるべきだった。 俺も・・なんか・・無我夢中で・・・ 家の事とか・・バイトの事とか・・部活の事とかいろいろあってさ・・・ 那央に辛い思いもさせたかもしれない。 鈍感すぎるんだよ、俺・・・。うまれつき。 一番気にかけてやらなきゃならない子なのに。 でもさー・・確かにこの1年、いろいろあったけど・・ でもやっぱ・・・一番でかかったのは、那央と付き合ったことだなあ・・・。 男と付き合うなんて、去年の今頃の俺は想像すらできなかったし。 最初は毎日毎時間毎分、悩んで悩んで困りはてるかんじで 友達に戻りたかった瞬間もあった。っていうか、ほとんどの時間、ソレ考えてた。 でも、別れ話を考えるといつも、那央がぐずぐず泣き出すんだよね。 俺は何も言ってないのに、泣くんだよねー・・那央が。 そんな那央をなだめてるうちに、どんどん那央が愛しくなった。 あんなに必死に俺のことを、必要としてくれるのが嬉しかったし 俺のそばで、どんどん綺麗になってく那央にドキッとしたりもした。 そういうのが・・あたりまえだと、思ってしまっちゃ駄目なのかも。 俺は・・恋人が一人きまったら、その子がいればそれでよくて、 それで安心できて、ほかの事を頑張りたいなっておもうんだー・・・。 だから、浮気とか別れるとか、全然考えられないし・・ 那央は男だから・・いつかは別れるのかもとか思うけど、覚悟なんかしてないし・・・ 一度好きになっちゃうと長いのね。つか、恋愛の相手は一人でいいんだ。 その人を精一杯好きになって、大事に大事にしていきたい。 ・・・俺さー・・・、付き合ってる人に、『好き』って言ってばっかになるのが イヤだったのね。こっぱずかしいし、似合わねえし、キャラじゃねーし。 でも、那央にはちゃんと、いちいちそういうことを言わなきゃ駄目だと思った。 いまだにぶっちゃけ慣れないんだけど・・・ でもさ、心じゃいつも思ってるんだから、嘘ついてるわけじゃないんだよね。 意識して、わざとそういう言葉をいわないほうがおかしいんだよな。 似合う似合わないじゃないんだよね。思ったら言う。それでいいんだよな。 俺は那央に『好き』って言われるたびに、ほんとに嬉しいなーと思うもん。 俺、那央をあいしてんのかなーって・・ラブラブだーって思ったりもする。 でもやっぱ、その言葉だけは・・ちょっとまだあいつには言えない。 俺にとっては『結婚しよう』って言葉より、ずっと重たいものに思えるから。 うっかり言いそうになっちゃうけど、寸前で飲み込んで、超焦ったりしてさ・・・。 相手が那央だから、余計そうなのかも。 もっとしっかりして、もっとちゃんとあいつを守れるだけの男になって その言葉に負けないくらいの・・説得力みたいなものを身につけたいよ。 いったい何年かかるんだろうな。死ぬまで無理なような気がする。 そのあいだに、俺と那央の関係も変わっていくのかな。 自然の流れならきっと、受け入れられるんだろうな・・・。 でもね、俺は、今この気持ちがある以上、那央とずっと一緒にいたい。 波風が立った時にはちゃんと、2人で話し合って乗り越えたい。 今朝、あんなふうにクリスマスの約束を、泣いて喜んでくれた那央のことを 大切にしていきたいと思う。 ってさ・・・なーんかもう・・大丈夫か?俺・・・・・つか 乙女か俺は・・・正直キモいわ。むしろ吐くわ。にあわねえっつの。勘弁しろよ。 ・・那央がかわいくてさー、近頃富に。だからもうさー・・一人がさみしいんだよ。 毎日お泊りしていけばいいのにな。くっそ。 2人のあたたかさを知ったら、もう1人の寒さに耐えられないねー。 思い出せ俺。前までずっとこうだったじゃねえか。 平気平気。眠れる眠れる。 とりあえず明日だ。どこにいこうかなー。 |
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