幸せだー☆

今日は、比呂が交換日記書く番だ。わー・・。早く明日にならないかなー。

比呂と交換日記できることになった。すっげー悩んだんだけど、
思い切ってホワイトデーに日記渡したんだ。そしたらね・・比呂にね・・
『もっと早く言えよ』的なことを言われてですねー、ぎゅってされたんだ。
俺、すごくうれしかったんだー・・。両思いなんだーって実感できた。


今日、比呂はバイトがあるから、夕飯だけ一緒に食ったんだけど
そのときに、俺が比呂に交換日記を渡したんだ。
そしたらね、比呂がいうんだよ。

『・・あのさー・・俺ら日記はじめたじゃん。』
って。俺、比呂を見て頷いたんだけど、そしたらいうの。
『これからは・・日記とかに・・色々書いていくんだろうけど・・
大事なこととか、困ったことは、直接俺に言ってこいよ。』
って・・・。

『この日記、俺も大事に思ってる。思ってるけど、でも、
やっぱなんかあったときには、直接俺に言ってきて。』
『・・・・うん・・だけど。』
『・・だけど、なに?』
『・・比呂も忙しいだろうし・・だから・・』

俺がごにょごにょ言ってたら、比呂がふふっと笑って俺を見た。
『時間なんかつくれるよ。いくらでも。』

俺はその言葉をきいて、超泣きそうになってしまった。
比呂は今までだって、なんとかして俺のために時間をつくってくれてたよね。


『わかった。これからも前みたいに、なんかあったら直接比呂に話す。』
『おう。俺もそうするし。っていうか、これ毎日続けてくの?』
『あったりまえじゃん。続けることに意味と価値があるのだ。』
『そうか・・じゃ・・わかった。今日は俺が書けばいいって事ね。』
『うんっ。』


比呂のバッグにしまわれていく交換日記を見ながら
ホワイトデー前数日の地獄のようなマイナス思考の嵐を思い出す。
こんなに簡単にオッケーをしてくれるんだもんなー。比呂。

だけど、それは俺が恋人だから。やっぱ俺は比呂の特別なんだ☆

明日は俺が日記書くばん。何を書こうか今から考える。
比呂はまだバイトやってるなー・・。
体壊さないで下さい・・・あ、これは明日直接比呂に言おうっと。

2008/03/16(日) 22:33:38
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