電話

今日は、俺等は一日実習の日で、ずっと実習棟にいたから
比呂に全然会えなくって、部活の前に少しだけ話をして日記もらって終わりだった。
レギュラー陣は、社会人チームと試合があるとかいって
学校からその会社の体育館にいって、現地で解散。

俺等は体育館で普通に練習。

さみしかった。比呂も麦もいないんだもん。
おれ、もっと早くバスケがうまくなるように練習すればよかった。
そしたら比呂と一緒にいれたのに・・・。

泣きそうな気持ちで練習して、雨の中をとぼとぼと帰る。
日記が濡れたらいやだから、卑屈にならないでちゃんと傘さした。

家について、風呂に入って、飯を食って不貞寝しようと思ったんだけど・・
なんか比呂を思い出しちゃって、一人エッチしたら
なんだか・・・やっぱ比呂としたいなあとおもって・・・大好きだなーってすごくおもった。

で、ベッドに寝転んで交換日記を読んだ。

うん。

・・・目で読んだ後に・・声に出して読んだら
なんだかすっごい比呂に会いたくて、電話したんだ。バイトの休憩狙って。
今日は8時半から10時までとかいってた。
たった一時間半のバイトのために、店に出る比呂。
秋山さんが最近仕事忙しいから、休憩をゆっくりとることができるようにするため。

・・・比呂ももっとゆっくりしてよ。一人の体じゃないんだよ?

10時になってすぐに電話したら、ちょうどバイトあがったとこで
『今、階段あがってー・・一服して帰るー・・。』とかいうの。

『好き。会いたい。』それだけいうと、比呂はしばらく沈黙して
『・・・俺も会いたいよ。』って・・かすれた声でいうんだよ。

俺んち家の前を通って帰るって。
サニマ寄るから、20分過ぎになるって言ってた。
早く顔がみたいよ・・・。

比呂ー・・・いつもごめんね。


ほんとにありがとう。

2008/04/24(木) 22:13:1
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