頭痛い 泣きすぎて頭痛い。比呂に会いにいってきた。 比呂は今日学校休んで・・、電話したけど電源切れてて・・ そしたら麦が俺にね・・ 『比呂はきっとお前に会いたがってるから、行ってやんな。』 っていってくれたんだ。 調子悪かったら、迷惑だろうし・・って、そんな風にうだうだしてたら 『お前が会いに行くってことが大事なんだから。比呂はきっと喜ぶとおもうよ。』 って・・励ましてくれた。おかげで俺、比呂に会いに行く勇気できたんだよ。 比呂の家に行ったら、比呂は居間でさやくんと寝ていた。 おでこにデコピタ貼ってたんだけど、おじちゃんいわく『知恵熱』らしい。 昨夜、すごく泣いたんだって。泣いて色々と打ち明けたそうだ。 岸先生がおじちゃんに、比呂が親戚の人から言われたことを伝えてくれたみたいでさ。 岸先生が帰った後に、おじちゃんが比呂に話を聞いたみたい。 何でも言いなって比呂に言ったら、比呂は一生懸命気持ちを話したんだって。 だけど、すごく慎重な話し方だったから、僕達に気を使いながら 話してくれたんだとおもうよって・・・おじちゃんはいってた。疲れただろうなあって・・・。 でね。 比呂がしくしく泣く顔を見てさやくんが大泣きして比呂に抱きついたんだって。 そのあとも、さやくんが比呂のそばを離れようとしなかったらしい。 『やっぱり兄弟なんだねえ・・。さやはお兄ちゃんが心配みたいでね 比呂が部屋から出て行こうとすると、大泣きするんだよ。 だから部屋を出るたびに比呂がさやに『・・にいに、すぐ戻るからね』って 声かけていくんだよ。泣きすぎて少し腫れた目でぼんやりしながらね。』 ・・比呂をみて、おじちゃんはとても比呂が愛しくてたまらなかったそうだ。 そんな話をしていたら、比呂が目を覚まして 寝ているさやくんに布団をかけて、俺を連れて二階にあがる。 比呂が階段を上るだけで・・俺はうれしくて涙がでた。 比呂がドアをあけるだけで、俺は死ぬほど幸せだった。 部屋に入って、比呂に日記を渡した。 黙って読む比呂に俺は抱きついた。 励ましや応援の言葉は口から一言もでやしない。 じゅうぶん頑張ってる比呂に、俺がかける言葉などない気がした。 だから黙って比呂に抱きついて、安心して俺はいつもみたく泣く。 ・・ほんとは、殆んど悔し泣きだけど。 比呂をこんなに苦しめた親戚の人の『死ね』って言葉に。 『母親と一緒に死ねばよかったんだ。』という言葉に俺はむかついて 悔しくて、体が震えるくらい、泣いて泣いて泣きまくった。 比呂を励ましにいったのに・・・結局何しにいったんだかわからない。 俺って駄目駄目だ・・・。 2008/07/01(火) 23:13:43 |
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