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さみしそうに降る雨を見たり
ゆっくり沈む夕陽を見たとき
そばに俺がいると紺野は
急に暗闇のどん底に堕ちていく
涙をぼろぼろと流して
体がガタガタと震えて
まともな言葉が話せなくなって
唯一口にできるのは俺の名前
俺は取り乱すことなく比呂を抱きしめて背中を擦る
体温が移って比呂の心に溶け込むようにゆっくり擦る
俺の肩に顔を埋める比呂の涙が俺の制服を静かに濡らし
俺も泣きたくなるけれど比呂が泣くのなら俺は泣かない
好きだよ比呂
だから生きるよ
突然お前を一人残して 遠くになんかいかないよ
俺は100まで生きるから
ずっとお前のそばにいるから
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