ただいま。

比呂の家に泊まりで。
昨夜、おじちゃんたちがいなくってだから2人きりで。

俺の心いっぱいに、幸せな思い出がつまっているのに
自分の家に帰ってきて『ただいま』っていったとき

『ただいま』って、俺が帰るとこは
比呂のいる場所。比呂のいる家。比呂と俺の家。
そうおもった。

複雑なところまで考えると
俺はとことん底まで落ちるから
今はただ・・比呂を大好きだと
俺は幸せなんだと思えるこの瞬間を
静かにゆっくりと心に刻みたい。

同じ町。同じ空。膨れ上がった恋心を風船にして夜空に飛ばす。
高く高くのぼっていくそれは永遠に割れない。


人の心は脆いけど、愛は強い。

幸せだ。

2008/12/21(日) 22:30:14
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