そわそわ

あー。もうすぐ一年だ。比呂と過ごしてきた一年・・・。
一年もたったんだな。しかも、まだ付き合えてる。
前よりもっともっとラブラブになって。ほんとに一年もたったのか?って感じ・・・。
倦怠期とかも何にも来ないよ。

今日、俺は部活なくて、レギュラーのヤツだけ部活だったんだけど
帰る前の俺に比呂が、色々くれたの。
部活で社会人チームと練習試合するから
夕飯学校で食べるとか言って、コンビニ弁当買うついでに
色々買ってきてくれたみたいで。

すっごい色々あったから、まるで誕生日プレゼントみたい。
『明日だったら、俺らの一歳の誕生祝いになったね?』といったら
『あほか。』っていわれた。

ちぇっ!

比呂、『10日にごはん食べにいこうよ』っていってくれてたけど、
別に一周年祝いとかで食いにいくんじゃねえのかな。
あいつそういうの、別にどーでもよさげだからなー。
俺一人で、記念日記念日いってるみたいで、ちょっと悲しい・・・・。

比呂はさー・・俺を大事にしてくれるけど
恋愛にさほど、重きを置いていないのかな。
仕事の方が大事?友達の方とか。
エッチはすごいし、ちゅうもやさしいけど
でもなんか・・・俺よりも・・冷静?っつーの?

それが恋人という関係の理想的バランスなんでしょうか。

体育館の方に向かって走ってく比呂に『頑張って!』っ叫んだら
比呂が振り返ってくれて、片手でガッツポーズしてくれた。

アレは俺にしか見せない笑顔。うん。比呂の目からはときめきビームがでていてね
俺を射抜くんだ。毎瞬俺は、やられちゃってる。なんてったって、そのビームは
見つめ合う俺らの視界の中でしか存在しないんだもんね。

あーあ。いっぱい愛されたいなあ。
俺が比呂を想っているこの気持ち以上に比呂に大切に想われたいな〜。

放任主義すぎるんだよ!比呂は!
つか、恋ってだいじなんだよ!わかってんの?!
・・なんてうそ。
本当は、俺、比呂にすごい感謝してる。大事にしてもらってるとおもう。
だって・・・比呂にはね、すっごいね支えてもらって、守ってもらえてるもん。

恋愛関係って枠組みだけで、俺を囲っちゃわないで
すっごい広い世界で自由に遊ぶ俺を見守ってくれてる。
比呂が俺に対して放任でいられるのは
ちゃんと目を離さずにいてくれてるからなんだよなー・・。

だから囲いが要らない。比呂がちゃんと見ててくれるから。
俺が間違った方向に行きそうになっても、すぐに手を引いて連れ戻してくれる。

わかってるよぉ・・・。俺だって、ただ一年、びーびー泣いてたわけじゃない。

高い塀の中に俺を閉じ込めて、塀があるから逃げないだろうと
目を離して、ほっとかれたら、俺はきっとこんなに幸せじゃなかった。
器のでっかい男の子が彼氏でよかった。マジ幸せだ。


明日はどこに行くのかな〜。早く明日にならないかな★★


2008/01/09(水) 23:46:28
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