*** 比呂がすごく優しかった。 待ち合わせの時間に、店の前にいって、比呂が出てくるのを見たとき あーやっぱ・・いつもの比呂と違うなーっておもったんだけど でもそれはよくあることだし・・だから・・うん・・・ 俺には結局どうにもできないのかもしれないから・・ 精一杯・・自分の気持ちに忠実に愛してこよう！って 言い聞かせて・・・比呂のあとについていったんだけど 時々ぼんやりして・・・周りに人がいるのに俺の手を握ったり・・ なんか・・どうしたのかなっておもって・・ 俺、口に出したんだ。 『比呂・・？』 『・・・？』 『・・・お前・・きっとなんかあったね。』 『・・・・・・。』 『ううん。言わないでいい。何があったのかは聞かないから言わないでいい。』 『・・・・・。』 『でも・・何かあったんだろうなって・・それはわかってるから・・』 『・・・・。』 『甘えな？俺に。』 ・・・・そういったんだ。俺。 そしたら比呂・・しばらくぼんやりと俺を見てた。 そのあと、下唇を噛み締めて・・二回こくんこくんとうなずいて・・ 『・・ラブホ行っていい？』 そういうから、俺はうんってうなずいた。 なんだ・・したかったんだ・・。ならいってよー。最初からさ！ なんとなく・・気分的に・・久々に比呂に抱かれて すっごいどきどきした。それはまあいつものことだけど。 すりすりしてくる頬がかわいい。今日は色々なとこに痕をつけられた。 連休だからかな、首筋にまで。 髪をかき乱されながら、舌を絡めたら、それだけで俺はもう天国。 でも、今日は比呂は俺に挿れてこなかった。 一度目、手でして・・すげえ興奮して出しまくって ベッドでごろごろしてたら・・比呂が背中からまた抱きしめてきて 俺の乳首（きゃ?）とかを指で刺激すんの・・同時進行で腹筋づたいに 片方の手を下に移動していき・・ 俺、わあ〜・・・とおもって、からだをビクつかせてたら 耳噛まれた。ぞくっとしてー・・ 『噛み噛み魔だー・・たすけて〜』といかいってキャアキャアはしゃいだら ちゅうでくちびるふさがれたー。もーサイコー。 ぐいって肩をつかまれて、仰向けにされて、比呂の顔見ようと思ったら 耳にキスされて、舌はわせてきて、またぞくっとして 結局やっぱ最後は手でしたんだけど・・ 気持ちよかったー。ああいうのもたまにはいいわー。 そのあと一緒に風呂にはいって、ラブホ出た後カフェいって飯食って帰った。 カフェでは俺がヒノエバッシングをしまくって、比呂がケラケラ笑ってくれた。 ラブホ帰りにゆっくりと飯なんて・・なんかいつもとパターン違って 新鮮だったな。たまにはいいな。 いつもラブホなんかいくと、時間ギリギリまでいちゃいちゃしちゃうし。 別れ際・・・比呂は、いつもどおりの比呂だった。 明るくて、すっごい屈託ない、おっとり喋る比呂だった。 エッチがずっとしたかったのかな？ それが原因だったのかな・・・あのなんか・・いつもと違うような感じは。 とにかく俺は癒されたー。 サイコーだから、今日は久々に、２時ごろまで勉強したいとおもいます。 彼氏とデートも出来て、食った飯は美味いし、勉強も好きなだけできる。 俺は本当に幸せモノだよ。 じゃ、またあした。 2008/02/09(土) 23:58:22
		ＮＥＸＴ