はぴねす俺

あーあ・・。 なんか恋愛って最高だよ。

今朝、学校に行ったら、比呂が坂口とゲラゲラ喋ってて、
スキンシッパー坂口が、あまりに比呂をべたべた触るから、
会話が途切れた瞬間に比呂をさらって、音楽室の前までつれてって、
坂口以上にべたべたしてやった。比呂軽くひいてたけれど。

『どーしたの?』っていわれたから 『他人に触られてむかついた。』と答えた。
『?』って顔で、比呂が俺をみてたから、 『比呂は俺のなの。自覚して!』って叱った。
比呂は『へえ・・・。ごめん。ありがとう。』って笑った。

ほんとにわかってんのかてめえ!抱きつき攻撃だ!!!

・・・ぎゅーっと抱きしめられて、俺は全身脱力状態。 きっと天国に浮いてるんだ。
比呂が、あかんぼにするように、俺の背中をぽんぽんと叩く。最高過ぎでしょ。こんなの。

幸せを満タンにして、教室に行くと小沢がいて 、俺の顔を見てにやにやしてるから、
『なになにー?もー!』といい、今度は小沢を連れて廊下に行く。

『なんだよお前らばっか幸せで!』 小沢が笑いながら、ふてくされたようなことを言う。
『いきなりいちゃつかないでくださーい。』といって、俺の膝のへんを、軽く蹴飛ばした。

教室に目を戻すと、浅井と比呂がこないだの 『たもりクラブ』について話をしていた。
のんきな顔して、似たもの同士が喋っているのがおかしかった。

昼飯はみんなで食って、部活後は比呂だけバイトで・・。
俺は家で勉強しながら、さみしさに負けそうになる。
だから、比呂のバイト上がりの時間見計らって電話した。

比呂は嬉しそうに話してくれて、あいつは『好き』だとか、そういうことは、
あんま言ってくれないんだけど 、俺の話への相槌が、すっごいすっごい優しいんだよ。

・・・なんか俺だけ幸せでごめんなさい(にっこり)



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