Date 2006 ・ 05 ・ 13

比呂おめでと！


比呂！誕生日おめでとう！
日付変わってすぐに携帯に電話してさ、ハッピーバースデーの歌を歌ってやったらさ
無茶苦茶かすれた低い声で『・・なに？誰？』・・って言われた・・。

誰？ってあんた・・・・

俺様ですＹＯ！

比呂は爆睡していたらしい。まだ0時まわって間もないのに。
そういや最近、こいつ毎日忙しそうなんだよね。バイトとか、女とか・・・。

・・・・おんな・・・か・・。ま、そんなことはいいや（よくはないが）

今日は比呂の誕生日だし。鍋だし、エロビだし、麦んちだし！
麦んち初体験、ひゃほい。つか、本気で鍋が楽しみになってきた。

俺、奉行の会で唯一、よく知らなかった小沢っちと、
こないだ仲良くなったじゃん。不安材料がいっこもねえぜ！

結局鍋は、浅井と麦が料理本見て検討を重ね『ふつうの鍋』になったらしい。
策を練っていくと、シンプルイズベストにたどり着くという法則。
俺の熱望で、海老と鮭と鱈を具材リストにのせることができた。
麦の熱望で、にんじんエントリー。

俺以外の三人は、今夜から麦の家に行って、鍋の下ごしらえをするらしい。
『鍋の下ごしらえ』という名のエロ本合宿な。あほか。
今日は比呂はクラスの奴らから、沢山プレゼントをもらってた。
何でみんなが誕生日知ってるかっつーと、健康カードを見せ合ったからだ。
比呂が山のようにもらったプレゼントは、まばゆいばかりのドピンクだった。
教室内で俺の頭以上に、ピンクが目立ったのは今日が初めてだったと思うよ。

やばい。もうこんな時間だ。塾の復習して寝ないと。ちなみにさっき電話にでた紺野はというと、

『俺だけど、誕生日おめでと。』『あー・・なんかすみません。じゃ。』

プツっ・・・・と、救いようのないそっけなさだった。
まあいい。それもあいつらしさだ。早く寝て明日を早く迎えよう。おやすみ！





ついしん
明日ッつーか、もう今日なんだけどねって話。



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