2007/6/12(Tue)22:31:58

今日はプール掃除があった。
昨日、三年生がプールの中の掃除をしてくれて一晩かけて水を張ってくれたんだけど
今日の午後から俺らクラスで、プールサイドの掃除をしたんだ。

俺ら学校は水泳の授業のとき、好きな水着をはいていいことになってる。
だから俺、こないだ選びに選んで、最高キュートな水玉海パンを買ってきたんだー。
俺の海パン姿見て比呂が『かわい(はあと』とか言ってくれたらいいな〜と思って
うっきうきで着替えたんだけど、俺の海パン姿見た途端、ヤツの表情が変わる。

『ちょっと・・・。』更衣室の影に連れてかれる俺。

『・・・なんだそれ。』
『へ?』
『それ。水着。』
『あ!うん!かわいいでしょ!』
『バカかお前。』
『え?』
『どー考えても出しすぎだろっ!肌!』
『・・・・・・・・・えーーー?!!!』

突然変な文句言い出す比呂。ぷんぷんしてるけど、何怒ってんだー!!

『なんでああいうのにしなかったんだよ!』
そういいながら身振りで女子スク水アピールしだす比呂。

・・・・・むっ・・


無茶いわんでください・・



『お前はー・・もー・・。』
文句言うだけ言って満足したのか、比呂はプールサイドの掃除を始めた。
『こんにょ〜』って駆け寄ってきた坂口を無言でプールの蹴りいれる。
坂口が『んぎゃー』とかいいながらプールに落ちる。ザッパーンって水しぶきがあがった。
その水しぶきを横目でみつつ、比呂のトコに寄って背中をつついく。

憮然とした顔で振り向く比呂。俺がしょぼんとした顔すると、表情が和らぐ。うれしい。
『ごめんね?』俺が言ったら、ふふっと笑って軽くひざを蹴っ飛ばしてくれて
『冗談だよ。』っていってくれた。

でもね。

掃除が終わったらすぐに比呂、俺の肩にタオルをかけるんだよ!
なんか独占欲?みたいなのを見せてもらえた気がして
俺はそれがすっげーうれしかったんだー。
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