ぬおっ!!

やっべ。うっそみて。3時間も寝ちゃったよ。
ひーえー。こりゃ徹夜でガンバラねーとヤベーわ。

昨日はほとんど勉強にならなかったっす。紺野家に行った時点で、

俺の中の何かが終わっていた気がする



だって、あいつんちって秘密基地みたいに色々なものがあるんだもん。
昨日は特に百人一首がアツかったね。室内最高気温だったね。
上の句で俺が殆んどとっちゃうから、みーんな文句言ってんの。


百人一首ですっかり疲れ果てた俺等は、比呂の部屋のクーラー入れて
床に寝転んで、黙って涼んだ。でもすぐに、ヒノエが立ち上がって
上半身迷彩のタンクトップになるんだよ。


でた・・・。ヒノエズブートキャンプ・・・。
どんなに必死に訴えられても、ヒノエ隊長には誰もついていかない。
それにしても、ヒノエの一人ビクトリーは笑えた(かなしすぎて)

ま、そんなことより今日だ。

今日は、学校帰りに比呂が俺んちに来て、昨日より詳しく
専門科目の要点とかを教えてくれた。

多分昨夜、みんなが帰ったあとに、復習しなおしてくれたんだろう。
教科書にすげえ書き込みしてあって、勉強したんだーって感じだった。

説明してくれる比呂の顔を、俺はしばしじっと見た。
そしたら俺の目線に気づいた比呂が、ふふっと笑ってさ・・。

『やーめーろーよー。』って言うの。俺はただみてるだけなのに。

『いいじゃん、見てたって減るわけじゃなし。』っていって、
俺が更に比呂をみると、比呂はテーブルに顔を突っ伏して
『よーくそうやって普通の時に、顔とかガンミできるなあっ。』っていうの。

『俺はできねえよ、なんか恥ずかしいし。』って。

『お前にみられると緊張するっ。』って。



・・・・愛されちゃってごめんなさい




2007/07/11(水) 00:01:26
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