体育があるから運動場にいこうとしたらユッキーがいて
比呂を呼び止めて、それから２人で話をしていたもよう。
俺は麦ちゃんと先に運動場にいって、比呂が来るのを待ってたんだけど
ちょっとしたら、ヘラヘラしながら比呂がきて、麦ちゃんにとび蹴りしたから爆笑だった
『なっんだよっ！』
『・・・ん・・でもね・・よ』
『まともにしゃべれよ。つかしゃべんなよ。』
『・・・・。』
『ユッキーなんだって？ 』
麦ちゃんが聞くと比呂はそっぽむいて
『勉強の話。』
っていって、西やんのほうに走っていった。
『勉強の事って何かにゃ〜』
俺がいうと麦ちゃんは、西やんにおぶさってる比呂を見ながら
『まー・・大した話じゃなかったってことだろ。』といって笑った。
体育終わって汗だくになってみんなで教室に戻った。
麦ちゃんが部長会のヤツに呼びだされた隙に比呂に聞く。
『ユッキーとなんかあった？』
そしたら比呂はきょとんとした顔で
『なにも・・何もねーよ。』とかいう。
『ふつう』とかいう
あんたっちの普通は、人よりちょっとちがうっしょ。
『へー。』っていって、着替えながら比呂をチラミしてたら
なんか妙にテレテレ思い出し笑いしてる比呂。
・・・・むしろいいことがあったのかなー・・・。