さて。寝るかーっ!

日記渡してきた。なんかいつもよりも比呂がかわいく見えた。

日記渡してすぐ帰ろうとした俺の腕をガシって掴んで
『今読む。待って。』っていわれてさ。
ばーっと、俺の書いた日記を読んだ比呂は
読み終わった後しばらくボケーっとしてたけど
パタンって日記を閉じたらさ、へへって笑ってくれて
『帰っていいよ。じゃ、またあしたー。』って、俺に手を振った。

すっげーいい笑顔で。

帰り道とばしたちゃりんこ。

結局俺は、比呂に日記を渡しただけで帰ってきた。
なのに、すごく幸せに満ち溢れてた。
キスもしてないのに、顔中が真っ赤で

好きだ好きだ好きだーって
心の中で大声あげて
泣きたいくらい満ち溢れてた。

ただ日記を渡しただけなのに。


なんだろう、この感じ。
よくわかんないけど、すごくいい感じ。

ほんの数分だけ会えた比呂の記憶を
既に俺は100回以上リピートしてる。
かっこいいなあ・・とか、
ボケたような顔がかわいかったなーとか・・
あの声が大好きだなーとか
どんだけ比呂のこと好きなんだよ〜とか

一緒に飯も食えなかったのに
そんな風に幸せ気分で

家についてからもずっと振り返っていた。
俺の覚悟を受け止めてくれる人がいる安心。
間違いかもしれない俺の自論を
とりあえず黙って受け取ってくれる人がいる幸せ。


澄み切った心は
やっぱりこんなにも
大好きな比呂への感情で埋め尽くされている
でも昨日や一昨日とは何かが違う
一年前とは別物みたいに違う

わけもわかんない変化が俺の中で起こった


比呂が大好きだ。


おやすみ!

2008/12/14(日) 22:26:21
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