ぬくもり 昨日の日記・・どこまで書いたっけ・・。 比呂が風呂入ってるときに、日記書いたんだっけっか。 比呂が風呂から出た後、エッチするかと思いきや 『なんか飲まねえ?』とか言われたから、二人で台所におりた。 あたたかい飲み物がいいとかいって、俺がココア飲みたいって騒いだら 比呂が、近くのコンビニまで買いにいってくれた・・・。 ご・・ごめん・・・ 比呂って風呂上りだったから、外の夜風ですっかり冷えちゃって 歯がガチガチいってんの。あの人もともと低体温じゃん。 ほっぺ触ったら、氷みたいなのね。もー俺焦っちゃって・・ 『大丈夫?』って比呂に言ったら『大丈夫じゃ・・ねえだろ。お前が。』っていうんだ。 『何で、泣くんだよ。なんかあったのか。』って。 俺、また泣いてた。どういう涙腺・・・・。 比呂が俺の手を引っ張って、台所いってお湯を沸かしてる間 俺をぎゅーって抱きしめて、頬ずりしてあたたまっていた。 比呂が入れてくれたココアと、比呂用のコーヒーをもって 二階に上がって暖房入れて、二人で寄り添って話をした。 比呂がさ、俺の手指をもてあそびながら、すっごいのんびり話すのね。 ふふって笑いながら・・にこにこーってね。 『月曜の夜から、おじちゃん一週間くらい、こっちに戻ってくるんだ。』 『え?ほんと?さやくんは?』 『ううん。まだ。おじちゃんは、こっちで取材とかがあるみたくて。』 『・・・うれしそー・・。比呂。』 『えー?』 『うれしい?おじちゃんかえってくるの。』 俺が言うと、比呂は照れ笑いした。 『・・うれしいよ・・やっぱ・・。』 『へえ・・。』 『俺一人しかいない家に、帰ってきてくれるとは思ってなかったし。』 ・・・胸の奥が、ズキンと痛んだ。 嬉しそうな顔でそんなこと・・言うんだよ、比呂は・・・。 俺は、比呂の胸に頬を摺り寄せた。 ココアを飲む。ああ・・あったかくて美味しいや。 ・・・たとえばこの部屋に一人きりで、同じ温度のココア飲んでたとして こんなにぬくもりをかんじられて、こんなに美味しく思えたのかな・・ 『那央・・。』 考え事してたら比呂が俺の名前を呼んだ。俺は、比呂の顔をじっと見る。 比呂が俺の手からココアの入ったマグカップをうけとり、テーブルに置く。 そしてゆっくりゆっくり、くちびるをかさねた。 ラグマット敷いた床の上にゆっくり押し倒される。 比呂の肩越しに天井。ガマンできなくて比呂のその部分に触れる。 くちづけ。比呂は余裕みたいで、俺が比呂を擦っている手を握り 俺のソレを握らせる。自分で自分のを比呂の目の前で握るなんて・・・ ちょ・・・なんで?!! そしたら比呂が、俺の耳元で『ねえ・・お前、前に俺で抜いてるとかいったじゃん。』っていう。 その声が、かすれてて、すっごい色っぽいんだ。 その声と自分が今置かれている状況に、やたらと興奮してしまった俺は 涙目で、比呂をみつめる。 俺のを俺自身の手に握らせて、さらにその手を比呂がぎゅっとにぎり ゆっくりと手を動かす。体がビクンと震えてしまった。やばい・・すごい恥ずかしい・・・。 『・・ヤ・・だ』 『・・・・・・。』 『比呂っ・・やだ・・。』 『・・・・なんで?』 いつもはそんなに簡単に息なんか乱さない比呂が、 ちょっと息を荒げてる・・・。なんで?って声がすっごい切羽詰ってて 俺、比呂をみた。比呂も俺を見た。 『那央・・・・。』 『・・・・・。』 『・・すっげえ・・興奮する・・。』 ・・・うわーっておもって、俺、そんなの聞いたら、頭でへんなスイッチはいってさ、 比呂の口に吸いついて、舌をつっこんだ。 俺の手を掴んだ比呂の手が、強く早く動いて俺をせめたてる。 息が苦しくなったからくちびるを離し、ヤダヤダいって頭振ってたら、 あいたほうの手で比呂が自分のGパンのベルト外して、ジッパーをおろす。 すかさずあいているほうの手で、比呂のを握って、上下に動かした。 がっちがちに硬くなっていて、比呂の吐いた息がすごく熱いんだ。 俺の耳元にあった比呂の口が、首筋の方に移動して キスをされたと思ったら、耳たぶを噛まれて、舌で刺激される。 俺、耳、弱いんだ・・・。最近知った・・つか比呂に開拓された。 俺が短い喘ぎを繰り返して、あー・・もう駄目だーとおもってたら 比呂の手が止まって、俺をうつぶせに寝かせんの。 そんで腰をグッと持ち上げられて、そんで俺にはいってきた。 あーー・・俺・・後ろからされるの、すごい好き。 どんな姿勢でもスキだけど・・後ろからされると・・なんだろう・・。 完全に支配されてる感じですき。 すっごいきもちよくなっちゃって、そばにあったクッションを口に当てて喘ぎまくった。 俺を突き動かしながら、さらに俺のアレを手で握って激しく動かす比呂。 あーもう表情とかに気を配る余裕すらない。 俺は、だらんとクッションに頬をうずめて、搾り出すように比呂の名前を呼んでいた。 ・・気がついたら俺、ベッドの上。 パジャマ着てた。すっげー水玉模様のやつ。 比呂が隣で寝てた。上半身裸のまま。 時計見たらもう3時過ぎ・・・。すっげ爆睡してたってこと?オレ・・・。 パジャマのズボンの中みたら、ちゃんとぱんつもはいてるし・・・・。 また気絶しちゃったんだ・・・。うえー・・・・。 反省毎回するんだけど・・・こればっかはどうしようもない。 『・・・ひろちゃん・・・ひろちゃん・・・。』 揺り動かすと、比呂がぼんやりと目を開けて、俺をじ・・・とみたあと 『・・・んふふ・・』 って照れ笑いかまして、またすうすう寝てしまった。 なんだよそれーーー・・・なんだよなんだよ!甘えっこ比呂・・・・。 完全寝ぼけてる〜!キュンときちゃって、体ごとすりすりした。 ふふんと笑いながらも、目を覚まさない比呂。 いたずら心が顔出して、俺、比呂の口に舌をはわせた。 そしたら目を閉じたまま比呂が、超低音で『犯すぞテメエ・・・』っていったんだ。 きゃー!!!どんな風に?!どんな風に?!!!とかいいながら、 比呂の睡眠の邪魔してたら、頭はたかれて〜、そんで撫でられたよ。 あいつ、一回はたいたり、ぽこんしたあと、必ず撫でるんだよね頭。不思議。 しょうがないから、比呂の胸に顔埋めて、朝まで眠って 朝飯食って、そんで早めに家に帰り、テスト勉強を頑張った。 あー・・・。なんか充実してるなー。 さっき比呂に電話したら、おじちゃんが一日早くに帰ってきたらしく すごい嬉しそうな声でそれを話してた。 テスト勉強してたら、おじちゃんがテレビ見ながら色々教えてくれたらしい。 ってことは、居間でテス勉したのかな?比呂。 そんなにおじちゃんのそばにいたかったのかな。 なんかおっかしいね・・かわいい。 ぬくもりいっぱい感じて過ごす日々。 明日からもテスト、がんばるぞー!! 2007/12/09(日) 23:16:21 |
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