むせび泣き!

やたー!!!!




比呂が、『クリスマス、一緒にすごそうね。』っていってくれたんだよー。
嘘みたい嘘みたい嘘みたい嘘みたい!!!!

昨夜って言うか明け方に、比呂の腕の中で目が覚めて
その後、ふにゃふにゃお互い寝ぼけながら、エッチしたの。
すっごい微笑ましい感じのエッチ。

昨夜、風呂に入って寝る前に、一回エッチしたのね。
後ろから抱きしめられつつ挿れられて、すっごいすっごい
きもちよくって、俺、すぐにいっちゃったんだけど、気がついたら俺、ねちゃってたの。

そしたらさ、比呂、やり足りなかったみたいで・・
でも俺が寝ちゃったからガマンして、自分も寝てくれたみたいなの。
朝ごはんの時に聞いたんだけど、俺の寝顔みながら一人エッチしたんだって。
どんなふうにやったんだろー・・・。きっとキュートだったんだろうなー。

でも所詮一人エッチは一人エッチじゃん。少しさみしかったみたい。
で、3時過ぎかな・・・寝惚けて俺にちゅってしてきたんだよ。
俺ちょうどそのとき眠りが浅かったみたいで・・
そのくちびるに反応して、比呂のほっぺをペロッと舐めたんだ。

そのときの、比呂のかわいい笑顔をね、すっごい覚えてるんだよ。
髪にちょっとだけ寝癖ついてて、目がとろーんとしていてね。
前髪がぼさぼさになってるんだけど、その向こうに見える目がかわいいの。
頬を両手で大事に撫でながら、くちびるを吸って『好き』って言ったら
俺をぎゅ〜〜〜〜〜〜っと抱きしめて、『俺も好き。』っていってくれるんだよ?

俺は裸で寝たはずなのに、パジャマを着せてもらえてて
比呂はラグランにパーカー着て、すっごいキュートなんだよ?すごいでしょ。
暖房切れてからだいぶたってたみたくて、部屋が超寒くってさ
寒いねって言いながら、服は脱がせないでキスをたくさんしたんだ。

で、比呂が俺のパジャマの裾から手を入れて胸を刺激すんの。

キスはかわいいのに、指の動きがなんかエッチなかんじで、
そのギャップが俺をめちゃくちゃにして
『やだ・・。』って思わず出た声が、自分でもビビるほど甘くって、
そしたら比呂が、すっごいかわいくふふって笑って
『なにがやだ? 』だって。・・いじわる・・。

返事に困って、比呂の首筋にデコをうずめる。
・・きもち・・いい・・・。すごいきもちいい。
俺、比呂のあれに手を伸ばして擦った。
そしたらさ、すっごい硬いの。


俺が触れたら比呂が、熱い息を吐いて
『那央・・。』っていって、俺の口に指を入れる。
人差し指と中指。ぐいぐいいれられて、俺興奮して一生懸命それを舐めた。
比呂の指を舐めながら、一生懸命比呂のそれを動かす。

比呂が指を抜く。んぱっと、俺の口が自由になる。
そしたら、また、ゆっくりと、かわいいキスをしてくるんだよ。
さっきまであんなエロいことしてたのに。
だからそういうギャップがやばいんだよ。

キスをしながら比呂が俺のパジャマのズボンに手を入れてきて
つながる部分に指をぐぷって入れる。
もー・・やめて・・。一度目にやったときの刺激がまだ残ってる。
『やっ・・・。』
言いながら俺は全然嫌じゃなくて、比呂を握る手に力をいれた。

はやく・・これを・・俺に挿れてっ。
表情でねだったら、比呂が俺のパジャマのズボンを脱がせて
俺の中にそれをゆっくりと・・でも深く埋めこんでくれた。

よすぎて声も出ない俺。動かないで、すぐ出ちゃう。

意識を逸らそうとするんだけど、全部無駄で、ただ喘ぎたくって
比呂に抱きつくと、比呂のそれがもっと深く入ってきて
涙が出た。体ががくがくする。

それなのに比呂のキスは、まだかわいいの。

比呂が俺の上に乗って、俺の両足をぐっとひろげる。そんで突き動かす。
目の前の比呂のパーカーも、とろんとした顔もすごくかわいくて
でも、あの部分は男そのもので・・だけど、耳元で俺に甘く囁くその声はやっぱ・・
すごいキュートで・・・・。

ぎしぎしと軋むベッドに、グチュグチュ音たててこすれる比呂の音
勝手に喘ぐ俺の喉元と・・子供がアイスでも舐めてるみたいに
俺の口を舌でなぞるかわいい比呂。

もーだめだ。早くてごめん。心で謝ってた時には出てた。
『早くてごめんね・・・』って謝ったら、比呂がにこっとして
俺を強く抱きしめてくれたんだよ。


で、ちょっとだけ眠って、また電王の時間に起きてテレビを見る。
その後2人で朝ごはんをつくって、朝日溢れるキッチンで食った。
こないだ比呂がストーブを買って来たんだ。
それにやかんかけて、火をつける。
やかんのお湯が沸いたら、コーヒー入れようっていいながら
買って来たパンを美味しく食べた。

やかんのお湯が沸いて、比呂がコーヒー豆をひいてくれて
俺がコーヒーメーカーの用意してたら、比呂がね、いうの。

『クリスマス・・・一緒にいたい。 』って。
『初めてだし、やっぱ二人で過ごしたい。』って。
『お前は家でもなんかあるだろうし、だから空いてる時間でもいいから。』って。

俺、涙がぼろぼろ出てきちゃって、返事なんか出来なかったんだよ。

比呂が、ちゃんと考えてくれてた。
そんでしっかりと、俺を誘ってくれた・・・・。
空いてる時間でもいいからって・・・
どうしても俺にあいたいんだっていうことを
ちゃんと強調してくれた。

俺の不安な気持ち、蹴散らしてくれた・・・。

比呂に抱きついて、わんわん泣いた。嬉しすぎて、ひっくひっくなった。
比呂は今朝も、かたっぽ一重で、やっぱすごいかわいい顔なの。

俺を片手でなだめながら、そーっとコーヒー入れてくれて
そーっと棚の方に行くと、昨日スーパーで買ってくれた菓子を出してくれた

俺は比呂の手からそれをとると、黙ってむしゃむしゃ食べながら泣いた。
チョコなのに、しょっぱい味がした

でも、心はすっごく甘かったんだよ?。



2007/12/23(日) 13:48:51
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