バカ最低クズ最悪

今朝、比呂が学校きてすぐに俺の教室にきてくれて
日記を渡してくれたから、比呂の真似して目の前で読もうと
思って廊下の奥の窓のトコに比呂をひっぱっていって
日記を読もうとページめくったら、比呂、いっぱい書いてくれてあって。

なんかほっとしちゃって。目には涙がどばどば出てくるし
口がへんな風に曲がるし、困って比呂のほうをみたんだ。
そしたら比呂は、そんな俺をみて、すっごく優しい顔で笑う。
黙って頭を撫でてくれて、俺が日記読み終わるまで、となりにいてくれた。

いっつもそうだ。俺が中途半端なトコで挫けて比呂に頼っちゃう。
比呂の悩みは消化不良のまま比呂の心にくすぶり続ける。
こんなにね・・

日記でこんなにね、俺を大事だって言ってくれてさ。
何度も言うけど、比呂は一度俺の告白を断ったんだよ。
友達でいたいからって。
それを無理やり俺がねじ伏せたって言うか
泣き落としして付き合ってもらったのに
こんなに愛してもらっていーのかよ。

いいわけないじゃん。そんなの。俺のほうがもっと、愛さなきゃ駄目じゃん。

好き好きいうのは簡単だ。自分の感情を口にして、笑ってることくらい誰でも出来るよ。
俺はもっと頑張らないといけないんじゃないの?
比呂が辛い時に、泣くんじゃねえよ、ばかっ。あほっ。まぬけ村!
しっかも、比呂の目の前で。そんで優しくしてもらって、ちゃっかり喜んでる。
スゲエ情けない。これが俺?俺は高3にもなってまだこんな風な
もらってばっかの恋しかできねえのか。

昼休みは、比呂は風紀委員会で教室にはいなくて
だから俺は、一人で飯食ってる。誰とも話したくない心境だから。
比呂が落ち込むたびに俺・・自分の嫌な部分をモロに見せ付けられる。

でも、まだ頑張れるチャンスはあるとおもうの。
このまま比呂になだれ込むように甘えるのは絶対嫌だ。
気持ち切り替える。自虐スパイラルにはもう入りこまねーぞ。
泣いてしまったことはもう仕方がない。
ここから強気でがんばるぞ、おーーーーー!!!









2008/06/24(火) 12:55:19
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