2006/5/4 (Thurs.) 23:19:30
昼間派手に大喧嘩して、比呂はピザ食ったら寝てしまった。俺はそんな比呂の寝顔を見てたんだけど、
あまりに比呂が長いこと寝るから、気づいたら横で眠ってしまった。
先に目が覚めたのは俺だ。時計を見たら7時をまわってて、一瞬朝かと焦ったけれど、外見たら暗いから夜だとわかった。
比呂を起こした。叫び散らして泣いた後だから、熟睡してしまってたらしい。ぼんやりしてなかなか目覚めない。
だから風呂に入ったらと言った。『一緒に入ろう』といわれた。
せまい風呂に二人で入った。
比呂の裸を見て興奮しちゃうかと思ったけど、照れて直視できなかったから、結局無駄な心配で終わった。
髪が濡れた比呂。泣いたからなのか、左目が一重になってた。
『かたっぽ、目が一重になってるよ。』というと『うん。たまに目が変になるときある』と比呂は笑った。
沈黙。俺は自分のひざ小僧にあごを乗せながら湯船に浸かった。
比呂は足を軽く開いた胡坐。はあってため息をついたあとに『まだノドが変』といって笑った。
さっきはごめんと言うかわりに『さっきはありがとう』と俺は言った。
謝るよりもまず先に、礼を言うべきだと思ったから。
そしたら比呂は首を振った。そして黙ってる。
『話があるよ。』俺が言うと、『うん。』と比呂が言った。
どこまで話すかわからないけど、ちゃんと思ったことを言おうと思うよ。
まだなんか比呂は寝ぼけた感じだから、頭からお湯をざばーっとかけてみた。